一般社団法人 通信研究会
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地域づくりでは「自助・共助・公助」というキーワードが示されていて、地域社会は「共助」が基本という考え方がよく言われます。ただ、共助というのは人によって捉え方がいろいろあります。それを人々のつながり方を表す「紐帯」という言葉で示すと、「強い紐帯」は同質性を求めがちなつながりで、それに馴染めない人にとっては居心地の悪い場所です。だからといって地域社会との関係性を完全に断絶したいのかというとそうではなく、何らかのゆるやかなつながりを求めて、サードプレイスと称されるような場所に足を運ぶわけです。都市生活者の中には「強い紐帯」の地域社会に煩わしさを感じ、そこを離れて、都市の「弱い紐帯」の関係に心地良さを求めてきた人も多くいます。都市部の地域づくりでは、そうした層の有機的なつながりを地域社会のセーフティネットとして機能させていく、という考え方もひとつのカギになると思います。
【郵便局への期待】
地元郵便局の一利用者として、郵便局への要望・期待を申し上げるなら、一つは、投資も含めた金融サービスに関わるセカンドオピニオン的な相談を受ける存在です。最近は政府も投資を推奨するような時代で、金融リテラシーが身についていない層にとっては、たとえば貯蓄型NISAと言われても、そもそもそれが貯金とどんな違いがあるのか、それを始める必要があるのか、何に注意しなくてはいけないのか等、サービスを購入する以前のレベルで知識が不足しています。そうした金融リテラシーの側面において、長く貯金や保険を扱い、身近で信頼できる公共インフラとしてサポートしていくことは、今の時代にフィットした役割ではないでしょうか。